やっぱりごくせんって強かった!15年以上前でも見たいドラマであることに間違いなかったかも!
2020年6月に日本テレビで「ごくせん」第1シリーズが特別編として再放送されました。
ごくせんといえば、第3シリーズまで続き、2009年に映画化にもなるほど人気作品です。
学園ドラマの生徒役として嵐・松本潤からKAT-TUN・亀梨和也、Hey!Say!JUMPやジャニーズWEST、Kis-My-Ft2のメンバーが出演し、その後大ブレークしています。
またメインの生徒の小栗旬や小池徹平、三浦春馬、賀来賢人の他にも上地雄輔、ユージなども出演しており、懐かしのメンバーも出演していました。
再放送前から「ごくせん放送!」と注目を浴びるほどの盛り上がりでしたが、特別編を見て感じたごくせんの強みを振り返ってみます。
ストーリーの強さ
当時、DVDが主流でブルーレイの登場はもう少し後でしたね。
ごくせん第1シリーズの原作は森本梢子原作の漫画「ごくせん」です。
その為、第1シリーズのストーリー性自体に問題はなく、「漫画の世界観」が面白く演出されているようです。
ごくせんすべてのシリーズがすべて終了した後、原作漫画を読みました。
ドラマストーリーは漫画のストーリーに沿ったものでしたが、映画化までなってしまったごくせんの世界に違和感を感じなくなってしまいました。
「ありえない世界」だけとも、ごくせんだったら「こういうのもありか」という印象です。
視聴者を集めるために、出演者を豪華にしたり、シリーズにすることで「ごくせんワールド」をつくりだしたのかもしれません。
ヤンクミの強さ
第2シリーズもおそらくまだDVDが主流です
第1シリーズでは新米教師・山口久美子という設定で登場します。
任侠集団とともに育ったということを隠します。
教師であれば、「ごくせん」以外でも同じような設定になるでしょう。
しかし、不良生徒相手にそんなこと隠してはいられません。
隠さず真っすぐ向き合うことで生徒とも信頼関係が生まれ、生徒も更生していきます。
「眼鏡でおさげ」という風貌から、実は喧嘩が強く、眼鏡をはずせば美人教師という姿にもギャップを感じます。
「マジかよ」という生徒の表情や視聴者の感情がヤンクミの強さを作っているのではないでしょうか。
ちなみに第2シリーズでは「こいつがアタマか」などとすでに不良生徒慣れしているヤンクミもさすがだなと思います。
沢田慎の強さ
第3シリーズになると、そろそろブルーレイも登場し始めるころでしょうか。
ごくせん第1シリーズの生徒の目玉として選ばれた嵐・松本潤。
リーダー格の役柄でしたが、あまりのクールさに視聴者はくぎ付けです。
不良生徒がみな、ワイワイガヤガヤ騒いでいるわけではないのかと。
ちょっとすかしている沢田慎ですが、仲間のためになると熱くなるのです。
当時出演していたジャニーズは松本潤のみ。
リーダー格の役柄だけあって、当時からとても輝いていました。
第2シリーズ以降の強さ
第2シリーズは仁亀合戦が行われるほど、ジャニーズファンは荒れました。
「仁派?亀派?」「竜派?隼人派?」
KAT-TUNはここから大ブレークしていくのですが、他の出演者も鬼のようにブレイクします。
映画版に出演していた賀来賢人。
叔母は大物女優・賀来千香子ですが、その力を借りずにドラマや映画に引っ張りだこ。
2016年には榮倉奈々と結婚しています。
そして、第3シリーズに出演していた三浦翔平。
共演していた三浦春馬と同じ苗字でしたが、その後ドラマや映画に出演し、桐谷美玲と結婚し、2020年夏頃に第1子が誕生予定で父親になる予定です。
教え子たちが大きく成長していく中、山口久美子を演じていた仲間由紀恵も俳優の田中哲司と結婚し、2018年には双子ボーイの母親になるなど、公私ともに充実しているようです。
しかし、「ヤンクミ」のイメージは払拭できず、それほど「ごくせん」のインパクトが強かったようです。
第2シリーズ以降、クマこと熊井輝夫(脇知弘)は熊井ラーメンの店主として出演し、ドラマの癒し役でした。同じくシリーズをともにした猿渡教頭(生瀬勝久)と最後のシリーズまで出演し、第1シリーズから見ている視聴者やヤンクミの心の安定剤となっているようでした。
ちなみに、第1シリーズで出演していた沢村一樹。
第1シリーズでは刑事・篠原智也としての出演でした。
ごくせんシリーズでは憧れの殿方役がどのシリーズにおいても出演しています。
その相手役に選ばれた沢村一樹。
当時はまだイケメン俳優でした。
後にエロ男爵などと呼ばれるようになりますが、映画版にも出演します。
「あのときの!」という再会…かと思いきや、まったくの別人役。
映画で黒幕となる黒瀬健太郎を演じています。
映画での登場も大きなキーポイントとなっています。
また、教育実習生として小田切竜(亀梨和也)が戻ってくるなど、漫画以上の展開が映画版までに繰り広げられています。
あまりのごくせんの魅力に「生徒役として」妄想をはじめるファンも多かったかもしれません。
それほど人気のあったドラマシリーズでした。
やっぱりごくせん、おもしろかったなぁ。
漫画も面白かった!