YouTuberとして成功する芸能人と失敗する芸能人の違いは?
小学生のなりたい職業1位は「YouTuber」だということをご存知でしょうか。
しかし、夢中なのは若者ばかりではありません。
今やテレビよりもインターネット動画に夢中になる大人も大勢います。
なかでも無料で見れるYouTubeは魅力ですよね。
そして、芸能界でもYouTube界に進出する人は多く、キングコング梶原雄太や江頭2:50、雨上がり決死隊宮迫博之も進出しています。
しかし、公式チャンネル開設9日で100万人を突破する人もいれば、デビュー動画に低評価ばかりつく人もいます。
成功者と失敗者、どうしてここまで差ができるのでしょうか。
なにが違うのでしょうか。
成功する人の特徴
①視聴者がくいつく企画内容
テレビと同じことが言えます。
視聴者が「おもしろい」と思えなければ、人気チャンネルにはなりません。
特に、テレビではできないようなことをしてこそ人気チャンネルに成功します。
例えば、江頭2:50を例にとるとわかりやすいです。
江頭2:50の芸風の特徴はほぼ下ネタです。
最近はテレビも厳しくなったのでなかなか芸風を生かしきれません。
しかし、YouTubeではある程度規制はあるものの、自由です。
その為9日でチャンネル登録者数100万人を達成したときには股間に風船をつけ膨らませて大爆発させるという、地上波では考えられない企画を行いました。
「親が子どもに見せたくない」というような芸風でも、家族みんなでみるわけではなく個人的にパソコンやスマホからみることができるので、「見せたくない」けど、見ることができます。
また、最近ではしんみりと歌をうたう企画もアップされており、江頭2:50のギャップにくいつく視聴者が増えるのではないでしょうか。
②視聴者が見たい企画内容
こちらもテレビと同じことが言えます。
視聴者が「見たい!」「知りたい!」「気になる!」と思うことで、視聴されやすいチャンネルになります。
吉田朱里は登録者数が70万人以上。
YouTubeチャンネルをきっかけに吉田朱里のファンになった女性も多くいます。
通常、ライブ会場にいるファンは男性が多いのですが、吉田朱里ファンの集まりは多くが女性だったこともあり、本人も驚くほど。
女性ファンの多さの秘密はチャンネル内での企画内容がメイク、ヘアスタイルなどなど。
真似しやすいメイクやコスメが紹介されています。
視聴者からすると「真似したい」「お手頃価格」「そういうメイクで吉田朱里がつくられているのか」と興味津々なことばかりです。
ターゲットを絞って視聴者がみたいと思う企画にすることで、新たなファン層も獲得できます。
ファンが増えれば、タレント側の勝ちです。
失敗する人の特徴
①続かない
何事も続けなければ意味がありません。
成功するということは、人気のあるチャンネルになるということです。
人気は1つや2つの動画だけでは生まれません。
公開し続けてこそ人気が出てくるのです。
またYouTuberで成功することは人気のチャンネルになるだけでもありません。
YouTubeを通して利益を得ることが最終的な目標です。
人気は利益を得てついてくるおまけのようなものです。
大人気YouTuberのHIKAKINはYouTubeだけで5億円の収入があると言われています。
これも最初は人気も収入もなかったのに続けていくうちにすごいことになっていったというわけです。
YouTubeに限らずブログやその他のことでも言えますが、続けることって大事なんです。
②好感度の低さ
好感度が低いと、見ようという気持ちになれません。
宮迫博之は闇営業問題で謹慎、涙の謝罪会見を行いました。
そして、同じく謹慎・会見を行っていたロンドンブーツ1号2号の田村亮復活の前日にYouTubeチャンネルを開設。
チャンネル内でも謝罪会見を行い、騒動にもなりました。
そして、最初の動画は低評価の嵐でした。
どうして、テレビでバラエティ番組にたくさん出ていた人がここまで低評価を付けられてしまったのでしょうか。
それは宮迫博之の表現の仕方が嘘っぽくとらえられてしまったからです。
話し方、言葉選び、どこかつくられたものではないかというように視聴者は感じてしまいました。
まず、チャンネルの最初の投稿が「謝罪」というのはなかなか例をみません。
なにかをたくらんでいる、裏がある、という見方をしてしまった人も多かったようです。
また、翌日に田村亮の復帰ライブが控えていました。
これはあらかじめ相方田村淳が「復活ライブをする」と発信していました。
その復帰ライブ前日に動画配信するというのは、計画性も感じられます。
闇営業から謹慎処分を終えたあとの人間性が好感度の低さを生んでしまい、動画配信1発目から「失敗した」と言われてしまいました。
③知名度に頼りすぎている
YouTuberとして成功している芸能人は「YouTuberとして一から頑張ろう」という気持ちで始めています。
対して、失敗している芸能人は自分の知名度がある限り登録者数は増えるだろうと勝手に思い込んでいる傾向があります。
これはバカリズムも指摘しています。
動画配信するなら?と質問されて「日常系の動画を配信する」と答えたバカリズム。
「内容をしっかりしている人が再生回数をとっている。」
「私はこれだけ人気があるんだからこれだけできるだろう」という人は大抵失敗している。地獄。」
「シンプルに再生回数をとる方法を考えたほうがいいかもしれない」と発言しています。
知名度よりも中身が大切だということを分析していました。
YouTuberとして成功するには
・知名度よりも動画の中身を重視する
・動画の中身を重視して好感度を上げる
・続ける
この3点が重要なようです。
芸能人でも難しいYouTuber。
一般人ならもっと難しそうです。。。
YouTubeもいいですが、こちらもおすすめです!