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増える子どものアレルギー!どうして昔よりも子どものアレルギーが増えたの?

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命の危険がかかわることのあるアレルギー

最近では、保育園に通う子どもにアレルギーがあることも増えました。

親はもちろんのこと、保育士もアレルギーに対する勉強が必須となっています。

 

でもなぜ、アレルギーの子どもが増えてきたのでしょうか。

調査していきます。

 

そもそも本当にアレルギーの人は増えているの?

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感覚として「増えている」気がするアレルギー。

もしかしたら、自分がアレルギーの人との関わりが少なかっただけかもしれません。

「アレルギーの人が増えているかもしれないけど、実際は増えていないんじゃないか」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際アレルギーの人は増えているということがわかっています。

2008年の調査では日本の2人に1人が何らかのアレルギーをもっているそうです。

そして、14年前と比べると3割から5割へと増加しています。

もちろん、この結果は子どもだけに限らず、大人のアレルギーも含みます。

しかし、全体的に増えているということは、大人も子どもも増えているということが言えるのではないでしょうか。

 

アレルギーが増えた原因とは

①生活環境が変化

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おじいちゃんおばあちゃんの家に行くと、いつか倒れてしまうのではないかと耐震性が少し心配になるなんてことを感じたことはありませんか。

…あまりなさそうですね。

昔の家は木造が主流でした。

また、障子が張られていたり、風通しが良い構造でした。

「昔の家は風通しがいいから夏は涼しいけど、冬は寒い」

あまりの風通しのよさから、よく言われました。

自然体でいられるような環境にほっこりできます。

しかし、夏になると猛暑になってくると、風通しの良さだけでは生活できなくなってきました。

 

夏も冬も快適に過ごせるようにエアコンの設置が求められ、冷房・暖房快適に過ごせるようになりました。

快適な空間が保てるように機密性の高い家の構造へと変化しています。

人間が「外に出たくないほど快適」と思うと同時にダニやカビにとっても心地よい環境になってしまいました。

つまり、快適な環境を求めすぎるあまり、アレルギーが発生しやすい環境を生み出してしまっていたのです。

その結果、昔よりも快適になったのでアレルギーがより発生し、アレルギーが増加したと考えられています。

 

②清潔を求めすぎ

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菌を恐れすぎているため、アレルギーが増えているとも言われています。

公園や学校で砂を触っていると「汚いからやめなさい」と言われた人もいるそうです。

 

「風邪にかからないように、手洗いうがいをおこなうこと、アルコール消毒をおこなうこと」

もちろん、手洗いうがいは大切です。

今の時期は清潔を保っていなければ命の危機さえあるほど。

しかし、昔よりも清潔を意識している結果、必要な菌も減らしてしまっているようです。

 

「軽い風邪や胃腸炎でも抗生物質が処方され、飲むこと。」

体に必要な細菌まで殺してしまい、少しの菌で体調不良になってしまうことが増えたそうです。

「便利なレトルト食品が増えたこと。」

温めれば食べれるレトルト食品が増えました。

温めることで常温保存していた時に付着した菌は死滅します。

そのため、レトルト食品は便利でかつ安全な食品です。

カレーをつくり、一晩寝かせると、大量の菌が発生するといわれています。

あたためてもなかなか死滅しないそうです。

しかし、レトルト食品は無菌食品

安全・安心ですが、その分菌に過剰に反応してしまう体作りになってしまうようです。

ウェットティッシュでも増えている「除菌・抗菌」

清潔を保つことは悪いことではありませんが、必要な菌まで殺してしまっているかもしれないと言われています。

 

③食環境の変化

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昔と違い、食事環境も変わりました。

和食だけでなく、中華や洋食など家庭料理も変化しています。

子どもの好きなハンバーグも登場し、食生活が欧米化しています。

その結果、アレルギーの原因となるたんぱく質の摂取量が増えてきました。

昔よりもたんぱく質を摂取する機会や量が増えたためにアレルギーが増えたと言われています。

 

④アレルギー検査の増加

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親としては子どもが体調が悪いと心配になるのは当たり前ですよね。

「もしかしたらアレルギーかもしれない」と心配になり、昔よりもアレルギー検査が増えたと言われています。

ひと昔前は、アレルギー反応がでても「ちょっと食べるのをやめておこう」と検査することなく自粛していました。

しかし、子どもが心配になるあまりに、検査が増えたと言われています。

 

一方で、「保育園に通わせるにはやむを得ず」という理由でアレルギー検査を受けていることもあります。

保育園から提供される給食でアレルギー反応を起こさないよう、保育園は調査しなければいけません。

 

共働きの家庭が増えたことが原因でアレルギー検査が増え、アレルギーの人が増えたこともいえます。

むしろ、「保育園入園の為」のアレルギー検査が増えたというほうが納得がいきますね。

 

生活環境や食生活が昔よりも変わると大人になってからアレルギーを起こすことがあります。

だれしもがアレルギー勉強は必要みたいです。

 

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