デビュー10年でカレンダーが公式発売されなくなる理由 ~10年目eighterが1年目ティアラになって分かったこと~
2020年3月、今年もジャニーズ事務所より公式カレンダーが発売となりました。
今年はHey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、SexyZone、ジャニーズWEST、King&Prince、SixTONES、SnowMan、ジャニーズJr.、関西ジャニーズJr.の9つの出版社から9グループ発売されます。
ジャニーズカレンダーといえば、10年経てば卒業というルールがあります。
(12年目のHey!Say!JUMPが発売されていること、8年目のA.B.C-Zが発売されていないことから卒業というルールは関係ないようです)
10年目eighter(関ジャニ∞のファン)である私が、1年目ティアラ(King&Princeファン)としてなぜカレンダーを公式で発売しないのか、考えていきたいと思います。
※なぜカレンダーを公式で発売しないのかについては最後のほうにあります。
ハマっていた関ジャニ∞のカレンダーを買わなかった理由
eighterになった私は関ジャニ∞のカレンダーが発売されても購入しませんでした。
2006年にKAT-TUNがデビューした時ハイフン(KAT-TUNファン)だった私は雑誌を大量購入。
そして、お小遣いもそんなにもらってないのに出ていくお金。
毎月赤字でした。
そして、ハイフンとして一区切りつけようとしたときに不要な雑誌を処分することに。
整理していると、「秘密基地でもつくるんですか?」というぐらいの大量の不要な雑誌が。
「雑誌1冊購入したところで必要なところはほんの少し。すごく無駄なことをしていたのかも」と赤字だらけの私は思いました。
そして雑誌の購入は控えるようになりました。
ハイフンの区切りを終え、気が付けばeighterに。
eighterになっても雑誌は購入せず。
CD、DVD、コンサートグッズ、「1枚150円(現在160円)の公式フォトならいっか」という気持ちでジャニーズショップで売っている写真のみを購入し満足していました。
コンビニのイベントで「700円以上の購入でくじ1枚。当たれば関ジャニ∞のグッズが当たる」ものにも「たまにはこういうのもいっか」という気持ちで参加していました。
そして、関ジャニ∞も気が付けば15年。
8人いたメンバーも今では5人となり…。
関ジャニ∞についてはまた後日書くとして…。
知らない間に関ジャニ∞のカレンダーは公式で発売されることがなくなりました。
「言ったじゃないか」「関ジャニズム」「がむしゃら行進曲」の3作品の応募券を応募すればカレンダーがあたるかもしれない。
その企画に応募するも落選。
「もうジャニーズの公式カレンダーは購入する機会なんてない」と思っていました。
King&Princeを見つける~気が付けば購入。でも雑誌は購入しなかった~
関ジャニ∞に対する愛は衰えたとしても少なからずありました。
レギュラー番組を見なくなっても、CDを聞かなくなっても、たまにでるバラエティ番組を見なくても、コンサートには行く、歌番組はチェックする。
徐々にしないことが増えてはいきつつも、絶対譲れないこともありました。
そんな中で、「THEアイドル」を見つけてしまったのです。
それがKing&Princeでした。
ジャニーズ事務所としては売り出したい気持ちの表れが強く、わかりやすいぐらいゴリ押しされていました。
そのゴリ押しにまんまとひっかかるかのように徐々にバラエティ番組、歌番組、映画とチェックするようになりました。
「私は関ジャニ∞のファン」と言い聞かせながらも、気が付けばアルバムを購入し、シングルも購入してる。
ライブDVDだって購入してる。
でも、雑誌は購入しませんでした。
ハイフンのときの不要な雑誌処分事件があったから。。。
それに、最近はinstagramで雑誌の内容をアップしてくれるファンの方々がたくさんいるのでそこでチェックできるので、購入する必要がありませんでした。
ハイフンのときやeighterのときは今ほどSNSも最先端ではなく、あ、いや、最先端であっても私が使いきれていないだけだったのかもしれませんが…。
今は便利な世の中になったなとつくづく思います。
SNSの流行で雑誌の購入をしなくて済みました。
また、動画も多くの人がアップしてくれるのでバラエティ番組は撮る必要もなく…。
ファンの皆さんに甘えて育ってしまいました。
しかし、事件は急展開を迎えます。
なんと、雑誌を購入するようになったのです。
King&Prince目当てで雑誌を購入
主にinstagramで雑誌の中身を確認していましたが、今後保存しているアカウント、いいねを教えているアカウントが削除されたらどうしようか。
結局は手元にないからデータが消えたときに不安になるのではないかと思ったのです。
そして、雑誌を抜粋して購入することに。
画質の良さ、撮影シチュエーションの良さなどを踏まえて購入しました。
「ついに購入してしまった」
雑誌購入に至った自分が、ついにティアラなのではないかと感づいてきたのです。
「ライブに行きたい。生の本人を見たい」
次のコンサートまでにファンクラブに入りたいと思うようになりました。
しかし、会報やファンクラブ限定写真をみれないもどかしさから、ついにKing&Princeのファンクラブに加入しました。
お金もないのに、どこから年会費を払うのやら…。
そして、1年目ティアラへとなりました。
ジャニーズ公式カレンダー予約開始
ファンクラブに加入する約1ヶ月前、カレンダーの予約開始日となりました。
「今までカレンダーは購入していなかったし、購入したとしてどこに飾るのか」と考えた時、購入する必要はないと思いスルーしました。
ファンクラブに入っていないし、そこまでファンじゃないと思いきることに。
しかし、予約終了日が迫ってくると出版社は多く売りたいためにカレンダーの中身をちょい見せしたり、オフショットを見せることでうまく宣伝をします。
写真の構成、メンバー同士の距離感、オフショット感、そしてファンクラブに加入して「自分はKing&Princeのファンなんだ」という自覚のもと、予約締め切り日ぎりぎりに予約ボタンをぽちっとすることとなりました。
King&Princeカレンダーが到着
メールで「荷物を配達しました。内容:King&Princeカレンダー」とお知らせが。
ついに、ついに、、ついにこのときが!!
飲み会の帰りに宅配BOXに待っていたのは大きめの段ボール。
あけると、カレンダーが入っている段ボールが!
慎重にあけました。
OPEN。。。
ほぉほぉほぉ…。
初めてのカレンダーを凝視…。
そして気づいたのです。
やっぱり彼らKing&Princeはアイドルだなと。
どのページをめくっても違う表情なのです。
色気漂う表情から、大人っぽいクールな表情、かわいい母性本能くすぐる表情まで…。
何面相なんですか…。
そして思いました。
関ジャニ∞だけでは365日もたない。
キラキラアイドルだから365日もつんだと。
たしかにデビューして10年間はキラキラしてる…。
Hey!Say!JUMPは10年経っても需要があり、キラキラを保っているのでしょう。
A.B.C-Zはデビュー10年経っていませんが、バラエティ番組で活躍しています。
10年以上活動しているような安定感や落ち着きがあるから、公式カレンダーを卒業してしまったのかもしれません。
渋めのアイドルはパンフレットや会報で想いをつづりつつ、オフショットやクールな表情の写真を撮影してもらえれば満足なのだと。
関ジャニ∞は素を隠しません。
いや、本人たちは隠しているのかもしれませんが、なんでも包み隠さず明かしてくれます。
大事な節目にはバーベキュー。
メンバー5人になっての話し合い。
今思ってることを(DVD用かもしれませんが)しっかりとファンの前で話してくれる。
安心させてくれる。
でも、たまにはっちゃける。
それで安心させる。
関ジャニ∞はキラキラしたアイドルとは違う泥臭さがあるアイドルだということを改めて認識したKing&Princeのカレンダーでした。
ちなみに、2020年公式カレンダーは写真集並みの大量の写真の冊子。
そして余白にはマークですか?と思えるぐらい小さい月と日と曜日が。
これはもはやカレンダーではなく写真集です。
そう思える作品でした。
あ、作品って言っちゃった。。
白黒18カットの見開き写真5人分には圧巻です。
人間ってそんな豊かに表情変えれるんですかと驚きです。
職業アイドル。
2020年もいろんな試練を乗り越えながらこなしていくんだろうなと思います。
ジャニーズの応援は楽しいです。
アイドルに会えないとわかっていても、もしかしたらどこかで会えるかも。
きれいにお化粧して、ベストな状態で会えるといいですよね!