お腹がぐぅーっとなるのは恥ずかしいけど、体がどうなってるの?~ダイエットやマッスル目指している人は避けておくべきだった~
仕事中や授業中に「ぐぅー」とお腹が鳴ると周りに聞こえてるのではないかと思い、とても恥ずかしいですよね。
お腹が鳴った直後にたくさん食べると太りやすいなんて噂も!
あのぐぅーと音がなっている時、体の中はどのようなことが起こっているのでしょうか。
調査していきます!
お腹がなる仕組み
お腹が鳴るのは「腸を清掃しているから」です。
ぐぅーっとなるタイミングというのはほとんどが空腹時。
しばらく食べずにいると腸の中でお掃除を始めます。
新しい食べ物を吸収しようと準備をしているようです。
空気や液体を次の消化管へ押し出そうとするときに、ぐぅーっと音がなってしまう仕組みです。
お腹が鳴る仕組みがわかったとはいえ、静かな会議のような場所で、自分のお腹から「ぐぅー」となると恥ずかしいですよね。
そのようなときには、数口食べ物を食べたり、飲み物を飲むことが効果的です。
飲み物よりは食べ物のほうが効果的ですが、なかなか会議中にお菓子を一口…なんてことはできないですよね。
水分をとるほうがごまかせるのではないでしょうか。
食べ物や飲み物を口に入れると、お腹の掃除は一旦活動をSTOPしてくれます。
つまり、ぐぅーっと音がなる行為をとめてくれます。
これで一安心ですね。
しかし、「あまりにお腹が空いたからお腹に力を入れてみた」
「お腹をへこませると紛れそう」などとする人もいますが、これは効果がありません。
逆に刺激を与えてしまうので、音が鳴ってしまう可能性があります。
逆効果なのでやめたほうがよさそうです。
お腹が鳴った直後に食べると栄養とりすぎて太る
お腹が鳴った後というのは、腸が「受け入れ態勢万全!」という状態で待機しています。
その状況の中、食べ物をたくさん入れてしまうと、必要な栄養はもちろん、不要な栄養まで吸収してしまいます。
「ちょっと今吸収できない」とはねのけていた栄養さえも受け入れ態勢万全状態なので、すべてを受け入れてしまうのです。
そうなると、不要な脂質や糖質など太りやすい栄養をいつも以上に吸収してしまう可能性があります。
お腹が鳴った直後に食べるというのは、ダイエッターには危険な行為なのです。
お腹がなっている間も筋肉が分解されて太りやすくなる
筋肉を増やしたい人や、筋肉を増やして代謝をあげてダイエットをしている人は「お腹が鳴る」という行為自体起こらないようにする必要があります。
お腹が鳴ると腸が掃除をし始めます。
しかし、同時に必要な栄養が足りないという危機的状況でもあるのです。
その為のぐぅーという音を鳴らしてお知らせしているかのようです。
栄養が足りなくなり危機的状況になると、今まで蓄えてきた筋肉を分解して必要な栄養を吸収していきます。
つまり、筋肉量が少なくなります。
代謝も落ちてしまいます。
お腹が鳴るということはできる限り避けたいです!
お腹が鳴りそうなときは、鳴る前に間食
「お腹が鳴らないようにしたい」
その場合は、お腹が鳴る前に間食をし、ぐぅーと音がならないようにすることが効果的です。
お腹が鳴るというときは空腹時であることがほとんどです。
「そろそろお腹空いてきたな」
「お腹鳴りそう」とお腹が鳴る前に予測できてしまうものです。
お腹が完全に空いて音が鳴る前に、なにか一口食べることで、お腹は鳴りませんし、筋肉も分解されません。
1日3食時に食べるよりも量を少なくして、こまめに食べることがダイエットとして推奨されているのはこのためでもあります。
血糖値の上昇を抑えるためでもありますが、体に負担がかからないようにすることがダイエットに効果的といえます。
お腹を掃除してくれることは嬉しいことです。
しかし、掃除してくれている意味を考えると自分が望んでいないようなことばかりです。
1日に食べる食事回数を増やすことはダイエットしていても、していなくても体に良いようです。
ちなみに、過去のダイエットについてはこちらからご確認いただけます(抜粋)